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日本人も香りを使ってたんですよ!


前回に続きお菓子の香りにしようと思っていたんですが、

ちょっと今回は声を大にして言いたい!

日本人も香りを使ってたんですよ!

はいみなさんご一緒に「日本人も!」。。。まあいいや。

最近お店に来て「香りはちょっと。。日本人ですし。。お寿司」

っていう方がたまーにいらっしゃるんですが、

何で入ってきちゃったの?季節の変わり目なの?と思うわけです。

日本人は。。とかいう方に、「じゃあこれなんじゃーい。」とお伺いしたい。

そもそも残っている限りでは日本の香りの歴史は538年仏教伝来からはじまっとるとですよ!仏壇で焚くアレね!!(テストにでるよ!)

で、賓客を迎えるときの礼儀として空香(そらだき)したり色々な香料を調合し始めたのが香道の始まりといわれております。

まあ貴族とか高い位の武士はたしなみとして香りを使っていて庶民には当初は縁のなかったものかもしれませんが、絵画や音楽なんかと同じで香りもある程度の精神性と教養を必要とするアートなのです。

ちなみにみんな大好きお侍さんたちは合戦の際に菖蒲の香りを身に着けゲン担ぎしたり、万が一首を取られても汗臭かったりするのが恥ずかしいということで香りをしっかりつけていたそうな。←カッコイイ!

江戸時代にもくみ取り終わったあとなんかは香をガンガンにたいたりして

粋だねぇとかいってたとかどうとか。

さらにいいますと、香りで戦争まで起きておりまして。

蘭奢待というスゲーのが正倉院にあります。沈香という香料の中でも最強のやつなんですが、ある人があろうことかそれをちょっぴり頂いちゃったんですね。

はい!この人!

いかんでしょ。。天皇家の秘宝っすよ。。。

「あ?」

さすが第六天魔王 織田信長様なんですが、これにオコしちゃったのが。。。

この人!

よっ!!軍神!越後の龍!毘沙門天!

上杉謙信「刀のサビにしてくれるわ」

からの戦争になっちゃうんですね。もちろんこれだけが原因ではないでしょうが、一つの要因ではあったようです。

兎に角何が申しあげたいかといいますと!色々言ってたらスッキリして忘れた。。。

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