スメルハラスメント(和製英語: smell harassment)は、臭いにより周囲を不快にさせる嫌がらせのことである。
wikipediaから抜粋
いやー、問題になってるみたいですねー。
こんなの昔からあっただろ?と思いますが最近は柔軟剤やりすぎスメハラらしいです。
まあ香りの仕事をしている者として言わせてもらうと
「やりすぎはダメでしょ」以上
だと当たり前すぎてしょーもないので、もうちょっと考えてみます。
よくCMで香水みたいな香りの柔軟剤的なのをよく見かけます。
値段も香りの軽さ的にもとっつきやすそうなイメージがありますもんね。
それがやりすぎちゃってる原因なんでしょうけど。。。
自分で自分についているニオイや香りがはっきりわかってしまうとやりすぎです。
お好み焼き屋さんや、かつおのたたきを「山岡君!こりゃ美味い!」した後ニオイがついて自分で死にかけるのと同じですね。
さらにここで出てくるのが科学的なものはダメで天然香料ならOK勢です。
これもイメージの産物なんでしょうけど。。。
そもそも天然のものは自ら動くことができない植物が、自分の身を守ったり繁栄するために持っている物凄く強いパワーなのです。
ちなみにアロマオイル(ちゃんとしたエッセンシャルオイル)は一部例外を除き肌に直接つけると大変なことになります。キャリアオイルで希釈したりとかしてください。
僕も一度肌につけてOKといわれているラベンダーを吹き出物に少量塗布したところ炎症をおこし、SKⅡのお姉さまにかわいそうな目でみられたことがありますw
(挑戦は大事だぜ!エッセンシャルオイルは自己責任で知識をもって臨みましょう。)
じゃあ合成香料は大丈夫なのかよ?ってところなんですが、厳しい検査をパスしたものを使っているんですが、そもそも食べ物ですらアレルギーはあるわけなので、万人にOKなのかといわれるとどうなんでしょう?
突然ですが、僕の妻はキウイアレルギーでキウイ食べると死にます。
ドラゴンフルーツとかもやべーそうです。
嘘のようなホントの話です。
キウイアレルギーなんていう人がいる時点で万人にOKなものなんか存在するのか?と思います。
次に香水をすごい使っている外国はスメハラってあるの?
なんですが、香水消費量ランキングは
1位 インド
2位 アメリカ
3位 忘れた
昔アメリカに僕は住んでいましたが、あまり聞いたことはないです。
シカゴの地下鉄で地獄からの使者かよ!?位の異臭を放つホームレスの人は何度かでくわしましたけど。。。
てことはあるでしょうね。日本よりは寛容な気もしますが。
で、日本人からすると外国人は体臭がー、だから香水?のイメージを持たれている方も多いでしょう?そうでしょう。
逆に日本人は外国人から言わせると口臭がキツイらしいです。しかも7割の日本人が!
まあお互い様ですね。
最後にちょっと面白い実験の話を
幼稚園児のクラスの子供たちを集めて
一つは花のいい香りの部屋
もう一つはおっさんの口臭の部屋w(拷問部屋か!)
のどちらがいい匂いの部屋かな。好きな部屋に入っていてねー!
という実験を行ったそうです。
フツーはいくら花が嫌いとかでもおっさんの口臭部屋ってなんだよ!殺す気か!
となると思うんですが、きれいに半々に分かれたそうです。
好き嫌いを分ける脳の部分がまだ真っ白なんですね。子供って。
大人になっていくにつれ、好き嫌いが出てきます。
セミとか小学生の時触れたのに、今は無理!だめ!ゼッタイ!みたいなやつです。
結局後天的なもので否定的になってしまうんでしょう。
もちろん自分を守るための知識として(ガス漏れのニオイとか、体調不良の時のニオイとか)を得るのは大事だと思います。
服装や言動なんかとおなじで
香りや体臭などであんまり人に不快感を与えないように気をつけましょうねー。という当たり前のことなんじゃないかなと。
難しいのは香りを使いすぎる方と、全く無頓着な方がいるからなんとか歩み寄れませんでしょうか?ってとこですね。
それでも1割くらいは何しても否定的な方もいたりするのでそれは放っておきましょうw
あー、やっぱり最初にいってたのと同じみたくなっちゃいましたが。。。
ちょっと違うのはやりすぎもよくないけど、やらなさすぎるのもダメでしょ?って位でしょうか。
グダグダと失礼しました。
それではこれにてドロン。