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çanoma 1-24|夏の終わり、ふと乾いた風が通り抜ける。

1 時間前
読了時間: 4分

夏の終わり。

「残暑」という言葉では片づけられないほどの暑さが続き、

肌にはまだ、じめっとした空気がまとわりついている。


そんなある瞬間、ほんのわずかに乾いた風が通り抜ける。

その風に触れたとき、ふと気づく。


あれほど暑さを嫌っていた夏が、

終わりに近づいていることが、少し寂しい。


çanoma(サノマ)の1-24は、そんな夏の終わりの感覚を香りにしたフレグランスです。

湿気と乾燥。暑さと涼しさ。

1-24で印象的なのは、ひとつの香りの中に相反する空気が存在していること。


湿気を思わせるのは、青さを含んだオークモス。

そこにシダーウッドの乾いた質感が重なり、

アンバー調の香りとサフランが夏の熱気を描き出します。


一方で、フゼア調の香りがほんのりとした涼しさを添える。

暑さと涼しさ。

湿気と乾燥。

相反するものがひとつの香りの中で重なり合い、

季節が移ろう一瞬をつくっています。

軽やかなウッディフゼアから、懐かしい余韻へ

実際に肌へ纏ってみると、最初に感じるのは軽やかなウッディフゼア


トップでは、モスの青さが印象的に立ち上がります。

青々しいというより、少し乾いた植物のような清涼感。

その軽やかさがとても心地よく、暑さの残る季節にも自然に馴染みます。


そして時間が経つにつれて、香りの表情がゆっくりと変化していきます。

ミドルから現れてくるのが、クラシックでパウダリーなアイリス

ここで1-24は一気に奥行きを増し、どこか懐かしさを感じさせる香りへと移っていきます。


そしてラストには、ミルラの柔らかな深み。

最初の軽やかな印象を残しながら、静かに、穏やかに肌の上へ落ち着いていきます。

この**「青さのある軽やかさ」から「パウダリーな懐かしさ」、そして「柔らかな深み」へと移っていく変化**が、1-24の魅力だと感じました。

香りの名前は「1-24」

çanomaの香りには、一見すると少し不思議な名前がつけられています。


「1-24」という名前も、香りを表す言葉ではありません。

これは、タイプ1の24番目の試作品を意味する番号です。


香りの名前から先入観を持ってしまうのではなく、

まずは自分自身の感覚で香りと向き合ってほしい。

そんなçanomaの考えから、試作品の番号がそのまま香りの名前になっています。


香りを嗅ぐ前に物語を決めつけるのではなく、まず肌に纏い、自分の中で何を感じるのか。

「1-24」という無機質にも見える名前には、そんな余白があります。




源氏香之図「鈴虫」

そして、çanomaの香りにはもうひとつ、

目に見えない物語が添えられています。

それが源氏香之図です。


1-24に与えられているのは、「鈴虫」

源氏物語の世界と香りをつなぐ、この図柄もまた、çanomaらしい仕掛けのひとつです。


ボトルだけを見れば、とても静かでミニマル。

けれど、その内側には香りの背景につながるテーマがひっそりと隠されている。


こうした「見えないところにまで意味を持たせる」という姿勢に、

çanomaというブランドの美意識を感じます。




「上質な日常」という考え方

çanomaという名前には、

茶の間=日常と、茶道=上質というふたつの日本的な感覚が重ねられています。


そのテーマは、「上質な日常」

« élégance du quotidien »

日本の感性を軸にしながら、フランスのエスプリを取り入れる。


その香りづくりを担うのが、日本人の感性から香りの方向性を描く渡辺裕太と、

それを香水として形にするフランスの調香師、ジャン=ミッシェル・デュリエです。


日本とフランス、それぞれの感性と技術が重なり合うことで、

日常の中にある何気ない瞬間が、ひとつの香りとして表現されています。



その考え方は、1-24にも自然に表れているように思います。

特別な日のためだけの華やかな香りではなく

、日常の中でふと感じる空気や、季節の移ろい。


何気ない瞬間にある美しさを、丁寧に香りへと置き換えていく。

1-24を纏っていると、そんなçanomaの「上質な日常」という言葉が、

少し身近に感じられます。




1-24という香り

夏の終わりに吹く、ほんの一瞬の乾いた風。

その風に触れたとき、季節が変わろうとしていることに気づく。

軽やかなウッディフゼアから、パウダリーなアイリスへ。

そしてミルラの柔らかな深みへ。


çanoma 1-24は、季節の境目にある相反する感覚を、

静かにひとつの香りへと重ねたフレグランスです。



あなたらしい香りとの出会いを。



フレグランスバー HANAMUSHIでは、香り本来の魅力を大切にし、

温度と湿度に配慮した環境で、一つひとつ丁寧に保管しています。


香水そのものの魅力を損なうことなく、

いつでも心地よくお楽しみいただけるよう、

商品の管理からご案内まで心を込めて努めています。


香りをお試しいただけるテスターをご用意しております。


店内では、香りをじっくりとお選びいただける環境を大切にしているため、

ご購入を検討されているお客様を優先してご案内しております。


皆さまに心地よく香りをお選びいただくためのお願いとして、

ご理解いただけますと幸いです。


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ブランド香水専門店 フレグランスバー HANAMUSHI

高知県高知市帯屋町1-14-17

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店主について

フレグランス スペシャリスト

香水業界歴20年以上を経て

地元で香水店をオープンしました。

普段使いの香りや特別な日の香り、

プレゼントなどご相談ください。

また、お客様に合った香りを導き出す

フレグランスカウンセリングはご好評を

​頂いております。(要予約)

 

 

店主の経歴 

仏ガリマール社 調香アドバイザー

新宿高島屋

株式会社わかば

松屋銀座 銀座三越

西武池袋 新宿伊勢丹 

川辺株式会社 

ラルチザンパフューム 

ペンハリガンジャパン 

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